AICLI CHEATS ● 比較 01 · AI CLI ツール比較 — Claude Code / Codex / Gemini / Copilot 最終更新 2026.05.17
01
比較 / COMPARE

AI CLI ツール比較 — Claude Code / Codex / Gemini / Copilot


4つの主要 AI CLI を機能、料金、対応プラットフォーム、MCP対応、サンドボックスの観点で横並びに比較した結論ベースの記事。

公開 2026.05.17

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「どの AI CLI を選べばいいか」の結論を先に書く。

  • コードベースで継続的に作業する個人開発者 → Claude Code か Codex CLI。エージェントの粘り強さと、CLAUDE.md / config.toml で前提を持たせられる点が効く。
  • 無料枠で気楽に試したい → Gemini CLI。OAuth 認証で 1,000 req/day の枠がある。
  • GitHub Issues や PR ベースで作業する人 → GitHub Copilot CLI。gh まわりとの連携が深い。
  • 複数モデルを使い分けたい → Codex CLI か Copilot CLI。両方とも複数モデルプロバイダ対応。

ここから先は詳細。料金は変動が激しいので「目安」として読んでほしい。


機能比較

項目Claude CodeCodex CLIGemini CLICopilot CLI
提供元AnthropicOpenAIGoogleGitHub
インストールnpm i -g @anthropic-ai/claude-codenpm i -g @openai/codexnpm i -g @google/gemini-cli公式ドキュメント参照
対応OSmacOS / Linux / Windows (WSL)macOS / Linux / WindowsmacOS / Linux / WindowsmacOS / Linux / Windows
主要モデルClaude (Opus / Sonnet / Haiku)GPT (-5.4 / -5.3 系)Gemini (2.5 Pro / Flash)複数プロバイダ
対話モード
プロンプト即実行-p引数 / -p-p-p
ファイル参照暗黙 + 明示暗黙 + 明示@file 構文暗黙
画像入力--image
プロジェクト記憶CLAUDE.mdAGENTS.mdGEMINI.md公式参照
MCP対応
サンドボックスOS機構を内部利用3段階明示 (read-only/workspace-write/danger-full-access)--sandbox フラグ内部実装
全承認スキップ--dangerously-skip-permissions--full-auto--yolo--allow-all-tools
細粒度許可/拒否設定ファイルconfig.toml設定ファイル--allow-tool/--deny-tool
OSS / プロプライエタリプロプライエタリOSS (リポジトリ公開)OSS (Apache 2.0)プロプライエタリ

料金感覚

執筆時点の目安。最新は各公式で要確認。

Claude Code

  • Claude Pro / Max / Team のいずれかのサブスクリプション、または API キー従量課金
  • サブスクリプション運用なら定額で読めるが、Opus を回し続けると上限に当たる
  • API 従量だと長文ファイル読ませた瞬間にトークン消費が跳ねる。/cost で確認するのが必須

Codex CLI

  • ChatGPT Plus / Pro / Business / Edu / Enterprise いずれかのサブスクリプション、または API キー従量課金
  • サブスクリプションは固定料金、API は使った分課金
  • 「両方契約していて、どちらでも認証できる」状態にすると感覚がブレるので片方に寄せる

Gemini CLI

  • 無料: Google アカウント OAuth で 60 req/min・1,000 req/day(執筆時点)
  • 無料: Gemini API キーで 1,000 req/day(執筆時点)
  • 業務利用: Vertex AI 経由
  • 無料枠の太さは4ツールで頭一つ抜けている

GitHub Copilot CLI

  • GitHub Copilot サブスクリプション(Individual / Business / Enterprise)
  • 既に Copilot 契約しているなら追加料金なしで使える

強みと弱み(主観混じり)

Claude Code

強み: エージェントの粘り強さが安定している。CLAUDE.md にプロジェクトの前提を入れると毎回の指示が短く済む。hooks の仕組みが柔軟で、コード規約チェックや commit 前の自動 lint と組み合わせやすい。

弱み: サンドボックスの設定が他と比べて見えにくい(OS の仕組みに任せている)。明示的に「読み取り専用で動かす」みたいな指定がしづらい。

Codex CLI

強み: 承認モードとサンドボックスが別軸で設計されているので「自動編集だが書き込み範囲は作業ディレクトリのみ」みたいな中間状態が作れる。config.toml のプロファイル機能で用途別の設定を持てる。

弱み: モデルとフラグの命名が頻繁に変わる印象。チートシートを書くたびに「これ今もこの名前?」と確認が要る。

Gemini CLI

強み: 無料枠が太いので学習・試用フェーズで圧倒的に楽。Apache 2.0 で OSS なので、組織でフォークして使うこともできる。@file 構文がエディタ的で直感的。

弱み: 無料枠の Gemini モデルは速いが、複雑な refactor では Claude / GPT 系に劣ることがある。Pro モデルに切り替えると無料枠の感覚と料金感覚がずれる。

GitHub Copilot CLI

強み: GitHub 上のワークフローと統合しやすい。--allow-tool / --deny-tool の粒度がフラグレベルで揃っているのが運用しやすい。

弱み: 2025-10 に大きく刷新されたばかりで、ドキュメントや挙動が安定しきっていない。旧版(gh copilot)のチュートリアルがネットに残っているのも紛らわしい。


選び方の流れ

  1. 既に何らかの AI サブスクリプションを契約済みか? → 契約済みのものを優先(Claude Pro なら Claude Code、ChatGPT Plus なら Codex、Copilot なら Copilot CLI)
  2. 何も契約していない / 試用フェーズか? → Gemini CLI で OAuth 認証して無料枠で試す
  3. 業務でセキュリティ要件が厳しいか? → サンドボックス制御が明示的な Codex CLI、または GitHub の管理機能が効く Copilot CLI
  4. 複数を使い分けたいか? → 全部入れておけばいい。CLI どうしは干渉しない

「一つだけ選ぶ」必要はない。並列にインストールしておき、用途で使い分けるのが現実的。


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